member
2024年4月現在
教授1名、博士後期課程8名、博士前期課程5名、計14名
博士後期課程のメンバーは、心理危機マネジメントコース(社会人)5名、日本学術振興会特別研究員(DC2)1名、東海国立大学機構メイク・ニュー・スタンダード次世代研究事業RESEARDENT1名を含みます。
指導体制について
狐塚研究室では、メンバーの自主性や主体性を尊重し、各自の興味、関心に沿って、主に臨床心理学、家族心理学から研究テーマを設定します。その上で、教員と学生の考えをすり合わせ、心理学研究として成立するように進めます。
在籍メンバー全員が集まる指導会は、基本的に月一回、3-4名の院生が発表を行い、全員でディスカッションを行います。その他、学年毎の研究指導や個別指導、臨床事例に関する臨床指導、スーパーヴィジョンも実施しています。
その他、学内外の教員や研究者、狐塚研究室メンバーで行う、研究室単位の共同研究も実施しています。メンバーの興味、関心に沿って共同研究者として研究に参加し、学会発表や論文執筆を行います。
大学院生の研究テーマ
博士後期課程(Doctoral Program)
- 2022年度
- 東日本大震災による原子力災害の避難者の精神的健康と心理支援に関する研究——避難者視点による支援の評価とメディアを通じた支援の検討——
- 2024年度(在籍中)
- 飛行操縦訓練生が体験した職務上の危機とレジリエンス
- 陸上自衛隊における心理職の役割
- 災害派遣医療チーム成員間の関係性が成員に及ぼす影響とチーム成員に求められるコンピテンシー
- 障害者きょうだいの家族内役割と心理的不適応との関連:自己分化調整仮説の提案と検討
- ひきこもり者を抱える家族に見られる問題対処場面におけるコミュニケーションの検討
- 出来事に関する自己開示が心的外傷後成長(Posttraumatic Growth: PTG)に及ぼす影響
- 私立学校における生徒支援体制構築に関する研究
博士前期課程(Master Program)
- 2019年度
- 家族内の役割およびメタ認知能力が子どもの精神的健康に与える影響
- 2020年度
- 子育て支援団体におけるコミュニティとメンバー間の互恵関係についての検討
- 抑うつ症状を呈する同僚への初期支援行動の規定因の検討
- 障害児・者のきょうだいの家族内での役割を担うプロセスと役割の捉えに関する検討
- 親の問題対処方略と青年のひきこもり傾向及び自己効力感との関連——青年が認知する親の問題対処方略に着目して——
- 2021年度
- ストレスフルな体験に関する自己開示がPTGに及ぼす影響——出来事に関する反すうとの関連から——
- 情動認識力と視点取得が心理臨床家の共感疲労・満足に与える影響
- セラピストの曖昧さへの態度がクライエント理解及び解決構築に与える影響
- 2022年度
- 友人に自殺念慮を相談された大学生の対応に関連する要因——自殺の知識とスティグマに着目して——
- 父親の家事・育児に対する遂行及び情緒的サポートが夫婦関係満足度及び育児幸福感に与える影響——母親の理想とのズレに着目して——
- 2023年度
- 小児期逆境体験を有する養育者の援助要請メカニズムに関する研究——情動コンピテンスに着目して——
- 養育者の自己愛傾向が養育態度に及ぼす影響——パートナーからの被受容感・被拒絶感に着目して——
- 青年期の過剰適応傾向と精神的健康の関連——自己受容に着目して——
- 2024年度(在籍中)
- 侵入思考自我違和的評価が施行置換の困難さに及ぼす影響
- 青年期の摂食障害傾向と家族のEE (Expressed Emotion)との関連
- 成人形成期の家族レジリエンスとセルフコンパッションに関する研究